TORM

高校生のマルチジャンルなプロジェクト

【身近な物理】実は多い!身近で使われているてこの原理【FXにも!?】

幼稚園児の時にシーソーで歯を折りました。

TORMのさのゆいたです。

今回は身近に存在する【てこ】についての記事です。

てこの原理

てこ(梃・Leverage)は、大きいものを小さな力で動かせる。もしくは、小さな運動を大きな運動に変えることのできる最も簡単な機械のうちの一つとされています。

昔「支点・力点・作用点」と習ったことを覚えている方も多いはずです。

この「てこの原理」を利用している下の画像のようなときの関係式は、

F₁・ⅹ₁=F₂・ⅹ₂

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となります。

この式から、てこの原理とは、支点から作用点までの距離を短く(=力点までの距離を長く)すれば軽い力でモノを動かせる。ということが分かりますね

身近なてこ

単純な原理ですが、その実用性の高さ故に様々な道具などにつかわれています。その中には経済学の分野にまで使われているのですね

例えば自転車には余すことなくこの原理が使われています。

ハンドルやブレーキ、ペダルもすべて原理で説明できるものですね。

身近なもので有名なものは、ハサミやドアノブ、くぎ抜きは有名であると思います。

そんな梃界隈ですが、最近の文具に「二重テコ」というものを使ったものが出てきたのです。

その文具とは、穴あけパンチ。

ファイリングなどをするときになくてはならない文具ですが、多めの紙に穴をあけるときはかなりの力を入れなければならなかったのです。

しかし、この二重テコという機能を使えば、より少ない力で、簡単に穴をあけれるのですね。

そんなわけで、家にある二重テコの穴あけパンチを分解してみました!
分解してみたところ、押すところに一つ梃があり、その作用点となるところが下の機構の力点となっているといった感じでした。

写真を撮ってみてもわかりずらく、図解も難しいので説明だけになってしまいましたが、要は作用点が力点に変わって、二重の梃になっているということです。

これによって数倍の力が加わると思われます。

経済学でも原理は使われている!?

てこの英語はレバーといいます。

実はこの言葉、経済学でもレバレッジと呼ばれて使われているのです。
少しこれについて詳しく解説してみましょう

経済でのレバレッジとは、簡単に言えば「金融取引において、少ないお金で多額の売買が可能になる仕組み」です。

FX(外国為替取引)での例を書いていきます。

今現在、1ドルが100円だとして、この時100円で取引できるドルは普通は1ドルですよね。

現在、基本的に25倍が上限レバレッジなので、レバレッジ25倍をつかえば、100円で25ドル(=2500円)を動かせるようになります

少しして、1ドル=110円になったら売り払ってしまいます。
25ドル=2750円になるので、差額の250円を手に入れるようになるわけですね。

これがFXにおけるレバレッジですね

ハイリターンですが、n倍にするほどn倍の損失が出るので、ハイリスクでもあります。たまらないですね!

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くれぐれもこうならないように
少ない力(お金)で大きなものを動かせる。という意味で梃なわけですね

さいごに

てこの原理は単純ながらかなり実用性の高いもののため、多くのモノに使われています。

実は身近なあんなものが、ということもありますので、良ければ探してみてください。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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