【鼻の科学】『くんくん』と匂いを嗅ぐ…なぜ2回繰り返すのか
○本記事では鼻について軽く解説!
紳士淑女の諸君ごきげんよう!
前回の記事に引き続き変な記事しか書かないCyだ!
におい分子を検知したり、呼吸をしたりするためにある鼻。
普段から顔にくっついてるものだが鼻についてあなたはどのくらい知っているだろうか?
本記事を読んで少しでも鼻の仕組みについて知って欲しい!
1.異物除去
鼻から入る異物を留めてくれる、その役割として有名なのは鼻毛である。
しかし鼻毛が生えているのは鼻腔の入り口付近のみである奥には生えていない。
では奥に入ってしまった異物はどのように妨げられるのであろうか?
指を鼻に突っ込んでみるとわかるが空気が通る通路の中で骨の『返し』のようなものがある。
それが鼻腔には合計で四つあり、それらが空気を吸い込む勢いを弱め異物を通りにくくするのである。
2.何回も嗅いでしまう秘密
『くんくん』と匂いを嗅ぐのはなぜか?それは人間の匂いへの順応の速さが理由となる。
ヒトは2秒かけて息を吸い込み、3秒かけて吐くという周期で呼吸を繰り返している。
そのうち匂いを感じることができるのは順応するための1秒くらいと言われている。
我々が匂いを嗅ぐときに鼻をすんすんと鳴らすのは吸い込む頻度を増やして匂いをしっかりと嗅ぎとろうとするからなのだ。
3.多くの役割を果たす副鼻腔
鼻腔を通じて四種類の大きな空洞へと通じる場所がある。それが副鼻腔である。蓄膿(ちくのう)症が起こるのはこの部位である。
副鼻腔は鼻腔の数倍ものスペースがあり、多くの役割を果たしてくれている。
例えば声を出すときに音を反射させたり反響させたりするのがこの空洞の役割の一つである。鼻声が起こるのも副鼻腔の反射の具合が変わるからである。
また鼻水の分泌や貯蔵なども副鼻腔の仕事である。
短い記事ではあるがこの辺で終わりにしようと思う。
これからも一口で読めるような科学記事を書いていくことがあると思うので是非読んで欲しい。
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