TORM

高校生のマルチジャンルなプロジェクト

邦画が二次元に敗北する日。なぜアニメは実写化されてしまうのか。またそれに似た事象について

ゆるキャン△の実写化だとぉ!?許せん!

どうも、TORMのさのゆいたです。

つい先日、ゆるキャン△の実写化が発表されましたね



まぁ、嫌な予感しかしないわけですが、製作がテレ東で深夜ドラマってところが唯一の希望かなって感じがします。



そんなわけで、今回はいつものようなチュートリアル記事ではなく、私が好き勝手に話す記事です。*1

邦画が2次元に敗北する日

最近の映画事情、皆さん追ってますか?

私は映画は邦画も洋画も好きだったナードですが、最近は追えてませんね

たまに見るとしても洋画ですが、なぜこうなってしまったのか。

これは昔から言われていると思うのですが、俳優とアイドルの押し売りが過ぎるという問題から見えてくると思うのです。

俳優のごり押しから読み取れること

今回のゆるキャン△を例に見ていきましょう。

今回は全員登場人物全員私が知らない女優の方が出ておられるのですが、これらの方々が実際に適役だったと思いますか?

答えは現時点でNOです。

ゆるキャン△はまだいいほうです。

他の例だと『暗殺教室』がいい例でしょうか

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金のにおいがプンプンしやがるぜ・・・

キャスト欄に我が物顔で座るのは山田涼介 菅田将暉といった人気の芸能人です。

この映画が発表された私は当時小学校高学年くらいでしたが、絶句しました。

いやだって、とりあえずトレイラーみてくださいよ

渚じゃなくて山田涼介が主人公になっちゃってますね。

声優もわかりにくいですが、二宮和也さんですし

コスプレAVかと一瞬思いますが、実際に放映されました。

別に暗殺教室をたたきたいわけではなくて、これを見れば実写化で行われるごり押しの具合が分かるはず・・・という例として出しました



こんな映画、原作ファンは望んでいたのですか?

実写映画だけが、孤立している。

皆さんご存知の通り、日本のマンガ、アニメは昔こそ排斥しようと動きがありましたが、いまや日本のアピールするものの一つにまでなっています。

このムーブにただ乗りしようとしたのが、代理店の方たちだったのです。

私が尊敬するライターの一人にJiniさんという方がいるのですが、そんな方がこんなツイートをされていました。


このツイートにもある通り、実写映画化とは

漫画、アニメという手堅いファンのいる、受けることが分かっている脚本で、今売れてる、若しくはこれから売り出したい俳優を出せばもうかるだろうという最高に代理店をはじめとしたお偉いさんの打算的な小遣い稼ぎであると言えます。

こんなこと誰が求めているのでしょうか。

日本のアニメや漫画はかなりの高水準でできていると思います。*2
そもそもクオリティの低いものは埋もれてしまうのですが。。

しかし、映画の場合は、どんなにクオリティが低くても、俳優のごり押しである程度売れてしまうのです。
また、連日昼夜を問わずにTVなどで宣伝すれば嫌でも覚えてしまいますよね。

やっつけ仕事でも、元ネタと俳優さえしっかりしていれば売れてしまう。
古くから実写映画は多くありましたが、最近はそんなことに気付いてしまった邦画関係者であふれていると思うのです。

そんな人たちの作る映画が、一つ一つの作品に頭をフル稼働させて打ち込んでいる方たちが生み出す作品に勝てるはずがないのです。

そんなわけで日本のカルチャーでは、邦画のみが孤立していっていると思うのです。

あなたはこの現状についてどう思いますか?

現状の邦画に似た事象について


今回は実写映画のことを話しましたが、
誰も求めていないものを供給されてしまう。という事態はほかの例もあるのです。

例えばいかがでしたかブログと呼ばれるサイト。

皆さんは芸能人などの名前でGoogle検索をかけたことがありますか?

多分検索で一つは出てくると思います。
正直言ってあのようなサイトってほしい情報を得られないのでただのノイズでしかないですよね。

(ただし回避方法があるのですが・・・これについては以下の記事で解説しております)
torm1104.hatenablog.com


皆さんが欲しいと思う情報に対して提供される情報が一致していない。

という構図が非常に似ていると思うのです。

そういったブログは広告収入を目的としてやっているものが大多数を占めています。

そんなブログが乱立しているせいで、質のいい記事などが埋もれてしまう。

そういった点で非常に似ていると思うのです。

邦画すべてを否定しているわけではなく、このような例を出した通り、質のいいものは必ずあります。それが多くの欲にまみれた作品に埋もれてしまっていることに日本のユーザーは怒っているのではないでしょうか?

ただ、そんな現状が変わってくれる。
それだけを願うのみです。

ポテンシャルはある。これからどう生かすかだ。

これまでガンガンにたたいてきた邦画ですが、ポテンシャルは十分ありますよね。

もちろん予算の問題でハリウッドに匹敵するような作品を目指すのは無理でしょう。

ですが日本にはそんな低予算の中でも良作と呼べる作品が多くありました。

最近だと万引き家族なんかだってそうですし。

是枝監督をはじめとした才能のある方が海外へ出て行ってしまったのは日本の現状に絶望したという面もあると思います。

一昔前にCool Japanなんて言葉が出てきましたが、その中に邦画が入っているのでしょうか?

本当にCoolになるにはどうすればよいのでしょうか?

そんなことを考えた、今回の実写化騒動でした。

かなりの乱文となりましたが、お読みいただきありがとうございました。



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*1:元々How toな記事はこのブログ以外で書いたことがなかったので、こういう記事の方がレギュラーです。どうでもいいですね

*2:もちろん失敗例もあります。

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