TORM

高校生のマルチジャンルなプロジェクト

【数学・本質】関数を広義的に捉える

こんにちはmysです!

今回は関数について広く考えていきます!

目次

1.予備知識

この記事を読むのに必要な知識は1つです

それは関数についてです
関数については
【数学・本質】関数とは何? - TORM

TORMのこちらの記事に書いているので
知らなかったら読んでみてください。

それでは本編に行きましょう

2.2変数関数

今までの関数はあるxに対してyが出てきました。

すこし変えてみます。

あるxとyに対してzが出てくるという式を考えます。

例えば
z=x+y

1つのxとyの組に対してzがただ1つ出てきているので、この式は関数と言えますね。

このような関数を2変数関数といいます。
変数2個によってある値が決定するので2変数関数といいます。

当然もっと増やしてもいいです。

グラフはどうなるかというと、
f:id:TORM1104:20200109225731p:plain
座標空間になりますね。
まあこれは想像しやすいでしょう。

3.写像

さて、写像という全くわけのわからない概念がいきなり登場しました。

軽く説明しますね

まず、数を集めたものを集合といいます。

例えば、1.2.3.4.5...と集めるとこれは自然数の集合となりますね。

そしてこの集合から、数を1個取り出します。
この取り出したものを集合の元といいます。

例えば、自然数の集合だと、1は元です。
2も元です。0.5は元ではありません。

ここで、2つの集合を考えます。

例えば、

集合Aを自然数の集合
集合Bを負の整数の集合

としましょう。

集合Aの元と集合Bの元で組を作ります。
今回は集合Aと集合Bの元は符号を入れ替えたもの同士で組を作ります。

例えば1と−1、2と−2といったような感じです。
これを図にすると
f:id:TORM1104:20200109230531p:plain

簡単にいうとこうやって対応させるのが写像です。

まあ厳密な定義はしません。

これって関数に似てませんか?

Aから一個選んでxに入れると
yが出てくる。そのyの集合をBとしたらこれも関数ですね。

こんな解釈ができます。

また、これは数の集合以外にも応用できます。

例えば平仮名の集合とカタカナの集合を考え

あ→ア、い→イ

のようにしていけばこれも写像と言えます。

つまりこれも関数ですね。

プログラミングをやっている方は親近感がわくかもしれません。

4.陰関数

さて、関数とはxに対応するyがただ一つではないといけませんね。

y²=-x²+4

を考えると、これは

y=±√(-x²+4)

となりxに何か入れると数が2つ出てくるのでこれは関数とは言えませんが

これを

y=√(-x²+4)

y=−√(-x²+4)

に分けるとどちらも関数です。

つまりy=±√(-x²+4)には
2つの関数が隠れているわけです

これを陰関数と言います

厳密な定義はしません。

グラフで見ると

y²=-x²+4
つまり
y=±√(-x²+4)
f:id:TORM1104:20200109231643p:plain



y=√(-x²+4)
f:id:TORM1104:20200109231929p:plain



y=−√(-x²+4)
f:id:TORM1104:20200109231952p:plain

確かに合わせるともともとのグラフになりそうです。

まとめ

高校生レベルで使いそうなものをまとめてみました。

まだまだたくさんありますがこれまでとしましょう。

御精読ありがとうございましたv(oゝω・o)v


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